基礎体温
基礎体温とは
基礎体温とは、数時間安静にした後の体温のことです。基本的に、起床後の体温を測ります。男性の基礎体温は変化しませんが、女性の基礎体温は月経の周期に合わせて変化します。
健康な女性の基礎体温は、月経から排卵期までの約2週間は低温期が続き、排卵日になると、体温がぐっと下がります。その後上昇し、約2週間高温期になります。低温期と高温期の差は約0.3~0.6℃程度です。
基礎体温の測り方
- 用意するもの
- 婦人体温計
- 基礎体温表
- 筆記用具
- 測り方
- 起きてすぐに測らないと、体温が上昇してしまうため、枕元に体温計と筆記具を用意しておきます。体温を測ったら、すぐに基礎体温表に書き込み、ついでに、その日の体調(発熱、頭痛、月経)も書き込むと、より分かりやすいでしょう。
基礎体温から分かること
- 妊娠の有無
- 体温の高い高温期が3週間以上続いたら、妊娠の可能性が考えられます。
- 排卵日
- 低温期と高温期の境目の体温が急激に下がる時に、排卵が起こります。
- 子宮の病気
- 月経があるにも関わらず、高温期が続くなどの症状が見られた場合は、卵管や子宮に炎症を起こしている可能性があります。
- ホルモン分泌の異常
- 高温期が9日以上続く場合は、妊娠に必要なプロゲステロンの分泌異常が考えられます。
- 妊娠しにくい時期
- 高温期が始まって5日目以降から次の月経が始まるまでの間は、妊娠の可能性が低くなります。
- 流産の可能性
- 高温期が3週間以上続き、急に基礎体温が下がって、出血が見られた場合は、流産などの異常妊娠が疑われます。
妊娠しやすい時期
基礎体温が落ち込む排卵日が、一番妊娠しやすいと言われています。基礎体温をチェックすることで、排卵日を割り出すことができ、妊娠の可能性を高めます。不妊で悩んでいるカップルの多くが、妊娠しやすい時期を間違えて理解しています。きちんとメカニズムを知り、排卵日頃を見計らって、コンスタントにセックスを行うようにしましょう。