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国立国会図書館
国際子ども図書館
東京・上野駅を下車、上野公園を通り抜けて少し歩くと現れる、レトロな洋館と近代建築がミックスしたような建物。今回は「国際子ども図書館」へ、絵本と児童書のふしぎ探しの旅にでかけました!
(OYAIKUライター・川田佳子)
9000冊の子どもの本が並ぶ「子どものへや」
2000年に日本初の国立の児童書専門図書館として設立された国際子ども図書館は、もともと国立国会図書館の支部図書館で、古くから使われてきた建物(なんと御年101歳!)を現代風にリフォームしたものなんです。
1階には子どもから大人まで自由に閲覧できる部屋があります。「子どものへや」は部屋の中をまるで迷路のように本棚で囲まれています。 この本棚には職員が選んだおよそ9000冊にもおよぶ本が並んでいて、おなじみの絵本からちょっと難しい物語までと非常に豊富。 どこでも本を手にとって読めるようにと、天井全体が照明になっている光天井を設置しているおかげで手暗がりがありません。目にもやさしい工夫がされています。 国際子ども図書館の本は貸し出しをしていませんが、カウンターで聞くと、近所の図書館でも同じ本を持っているかどうか調べてくれます。
多くの言語に翻訳され、世界中で愛される絵本
ちょっと大人っぽいつくりの「世界を知るへや」には、120の世界の国や地域を調べる本が並べられています。
内側のディスプレイコーナーには、アメリカやイギリスはもちろん、中国やインド、タイなどの、初めて目にする絵本がいっぱい。世界的にベストセラーになった絵本は多くの国の言葉に翻訳されて出版されるのですが、出版された国によって紙質が異なるなど新たな発見も出来ます。
私も数冊触ってみましたが、欧米ではハードカバーが多く、アフリカやアジアではソフトカバーが主流のようでした。 中央のテーブルは子どもだけでなく大人も座りやすい設計になっていて、誰もが楽しめるような工夫がここにも。少し低めに見える椅子ですが、163cmの私が座ってもテーブルに膝が当たらない、親切設計でした。
おはなし会やイベントも開催
「おはなしのへや」は、毎週土日に行われる「おはなし会」のための部屋です。「子どものためのおはなし会」には4歳以上の子どもが参加できます。3歳以下の子どもとその保護者向けには毎月2回「ちいさな子どものための絵本の時間」が行われています。
「おはなしのへや」にマットをしいたら、楽しいおはなし会のはじまりはじまり!みんなじっとお話に聞き入っています。 春休みや子どもの日にはイベントで人形劇の上演も行われるので、ホームページで内容をチェックしてみましょう!
3階には講演会などの催し物が開かれる「ホール」、電子出版物や絵本ギャラリーをパソコンから見ることができる「メディアふれあいコーナー」、夏休みの企画「科学あそび」などが催される「ワークルーム」、子どもの本に関する展示会が催される「本のミュージアム」など、1階とはちがった絵本の姿を楽しめます。この他、児童書の研究や調査を行う方が利用する2階の資料室(こちらは18歳以上の方のみの利用)もあり、びっしり絵本・児童書がつまった子ども図書館はまさに宝箱状態! 晴れた日には、テラス部分でお弁当の持ち込みも可能なので、一日中楽しめる空間です。

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