育児ライフを応援します!ママサークルやママコミュニティ情報、育児ニュースも満載。子育てママはもちろん、妊娠・出産前のプレママも大歓迎!
OYAIKU--親育、おやいく、親が行く、親が育児する、親が育つ ログイン サイトマップ
OYAIKUトップ > ピックアップコミュニティ

コミュニティ・取材レポート

【NPO法人フローレンス】東京都
子どもが急に熱を出した!保育園ではあずかってもらえない。今日は外せない仕事がある。どうしよう…?ワーキング・ペアレンツにとって、最大の心配は「子どもが病気になったとき」。病児保育に取り組む、フローレンスの活動を取材しました。(07/11/15)
(OYAIKUライター・浜渦真子)

 子どもが熱を出すのは当たり前!
 「病児保育」―このことばが普通に使われるようになったのは、ここ数年のこと。取材者である私にも4歳の子どもがいますが、生後5ヶ月で保育園にあずけ始めた当時は、まだ身近な制度やサービスとして認知されていませんでした。赤ちゃんが、熱を出すのは当たり前のこと。もちろんわが子も同様で、約2週間に一度は保育園から「熱が出たのですぐに迎えにきて」と呼び出されるのですが、そのたびに仕事が中途半端になり、まわりに迷惑をかける日々。「こんな状態で仕事と子育てが両立できるのだろうか」と悩んでいたのを覚えています。
「急な病気の子どもを、仕事を休めないときにあずかってくれる人がいたら…」という親たちのニーズに答えようと、地域密着型の病児保育を会員制で手がけるのが、NPO法人フローレンスの「こどもレスキュー隊」。
現在、江東、杉並、目黒など都内12区でサービスを提供しています。

子育て経験活かし、頼れるレスキュー隊員に
 こどもレスキュー隊のメンバーは、20代から60代まで、現在は30人。子育て経験のあるベテランの母親や、保育経験の豊富なスタッフたちがそろっています。隊員加入時の2ヶ月間におよぶ新人研修後も、毎月のブラッシュアップ研修を重ね、会員が安心して子どもをあずけられるよう、知識と経験と優しさを兼ね備えた、じまんの隊員たちです。
今回の取材でお会いした、青柳光子さん(写真=左下)もその一人。ベビーシッターやイベントシッターなど、シッター歴約15年というベテランの青柳さんは、実際に2人のお子さんの母親でもある子育て経験者。 現在はこどもレスキュー隊の中心として、保育はもちろん、本部のコーディネーターとしても活動しています。週に4日、朝6時40分にフローレンスの事務所に出社し、会員からの依頼連絡を受け、病状や子どものようすを聞いて、すみやかにスタッフの手配をします。連絡を受けたレスキュー隊員は、会員の自宅へ出向いて子どもを引き取り、かかりつけの病院で診察を受けた上で、隊員の家や会員の自宅などで、親が仕事を終えてもどるまで、子どものお世話をします。
安心して仕事に行ってもらいたい
けれども、病気の子どもを初対面の人にあずけて出勤するのは、やっぱり心配だし、子どもも不安になるのでは……。そんな気持ちを配慮して、フローレンスでは入会の際、「いざ!」というときに実際にあずかる隊員と、事前に顔合わせできる交流の場を設けています。
とっさにおとずれる、病児保育の朝。会員の家をたずねるときの青柳さんは、「最初にドアを開ける瞬間から、笑顔を絶やさない」といいます。それは、不安でいっぱいの親を元気づけ、安心して仕事に行けるよう送り出してあげたいという気持ちから。
 「本来なら、病気の子どもを他人に任せず、自分で看護したいのは当たり前。親御さんのつらい気持ちを理解した上で、私たちがしっかりお世話しますから大丈夫ですよ、とお伝えします」と青柳さん。
さあ、ここからがレスキュー隊の本領発揮! 子どもの病気が快方に向かうよう、きちんと看病しながらも、機嫌よく親の帰りを待てるよう、その子の年齢や性格も考えながら子育てノウハウをフル活用してコミュニケーションをとり、一日を過ごします。日中に一度、親への中間報告を入れるなど、細やかな配慮や気遣いが、確かな信頼につながっているのがよくわかります。
「病児保育」を社会に浸透させていくために
仕事を終えて帰ってきた親の多くが、子どもに対して口にするのが「ごめんね」という謝罪のことばだそう。そう言いたくなる親の気持ち、よくわかります。けれども「それは言っちゃダメ。罪悪感は持たないで」と青柳さん。「子育てと仕事が無理せず両立できる環境が当たり前の社会にしていきたい。私たちはプロ意識を持って、子育て中の親御さんを応援します」と心強いメッセージをいただきました。
 現状は、会員になりたいという家庭のニーズに対し、まだまだ保育スタッフが足りないという課題もありますが、フローレンスが築いている病児保育の基盤が、どんどん全国に浸透していってほしいと、ワーキングマザーの1人として、心から願ってやみません。
【編集後記】今回インタビューに応じていただいた青柳さんは、母親の先輩としてはもちろん、1人の女性としても、しなやかさと強さを合わせ持った素敵な方。子どもが病気になったとき、こんな方にあずけることができたら、心から安心して仕事ができそう。いろいろな子育て知識も教えていただき、とても充実した取材になりました。


子育てサークル / 育児サークル / 子育て / 育児 / 子供の習い事 / 幼稚園 / 保育園 / 幼稚園選び / 木のおもちゃ / 出産祝い

OYAIKUトップ / サイトマップ / OYAIKUって? / お問い合わせ / システム障害 / 広告掲載について / 会社概要

Copyright&copy 2009. OYAIKU  All Rights Reserved.掲載内容の無断転載、写真の転用は固くお断りいたします。